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【8月第2週】今週のFX相場展望|ドル円・ゴールドの注目ポイント

【8月第2週】今週のFX相場展望|ドル円・ゴールドの注目ポイント

米インフレ×個人消費×米金利

今週の為替・貴金属市場は、米消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が最大の焦点です。この3つの組み合わせが相場を動かします。先週末のドル円は157.745円で終了しました。雇用関連指標を通過した市場は、インフレの再加速があるのか、FRBの金利見通しが変化するのかを見極める局面に入ります。

ゴールドは先週末を4,399.700ドルで終え、4,400ドルの節目に接近しました。米金利低下や安全資産需要が支えとなる一方、CPIやPPIが強ければ米実質金利の上昇が上値を抑える可能性があります。週後半には米小売売上高も控えており、インフレと景気の両面から値動きが大きくなりやすい一週間です。

先週の振り返り

ドル円は157.745円で取引を終えました。前週の163円台から水準を切り下げ、米雇用情勢と金利見通しの変化を反映したドル売りが優勢になりました。ただし、急速な下落の後だけに、米物価指標が上振れればショートカバーを伴う反発も想定されます。

ゴールドは4,399.700ドルまで上昇し、節目の4,400ドルを目前にしました。ドル安と金利低下観測が追い風となった一方、高値圏では利益確定売りも出やすい状況です。今週は米CPI、PPI、小売売上高が連続するため、単一方向を決めつけず、米金利とドル指数の反応を確認する必要があります。

今週のFX相場展望ダッシュボード
今週の経済イベントカレンダー

今週の重要イベントカレンダー

8月10日(月)

米国の主要経済指標なし
週初のポジション調整

8月11日(火)

日本・山の日(東京市場休場)
米NFIB中小企業楽観度指数(19:00)
米中古住宅販売件数(23:00)

8月12日(水)

米消費者物価指数(21:30)
米コア消費者物価指数(21:30)
米月次財政収支(翌3:00)

8月13日(木)

米生産者物価指数(21:30)
米新規失業保険申請件数(21:30)

8月14日(金)

米小売売上高(21:30)
米輸入物価指数(21:30)
米鉱工業生産(22:15)
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(23:00)

ドル円の見通し

ドル円は157円台を起点に、米CPIが次の方向を決める可能性があります。ヘッドラインとコア指数がともに市場予想を上回れば、FRBの引き締め姿勢が長期化するとの見方から米金利が上昇し、ドル円は反発しやすくなります。反対にインフレ鈍化が鮮明なら、利下げ観測を背景に155円台方向への調整が意識されます。

火曜日は日本が山の日で東京市場が休場となるため、流動性の低下に注意が必要です。薄商いの時間帯は少ない注文でも値が振れやすく、欧米勢の参入後に流れが反転する場合があります。指標が少ない月曜から火曜にかけては、先週の急変に対するポジション調整も想定しておきたいところです。

木曜日のPPIは企業段階の価格圧力、金曜日の小売売上高は個人消費の強さを示します。CPIが弱くても小売売上高が強ければドル売りが巻き戻される可能性があります。157円台では上下どちらにも値幅が出やすいため、指標前にポジションを軽くし、結果だけでなく米2年債利回りの反応を確認することが重要です。

ゴールドの見通し

ゴールドは4,400ドルを明確に上抜けて定着できるかが焦点です。米CPIが鈍化し、実質金利が低下すれば、金利を生まないゴールドには追い風となります。ドル安が同時進行する場合は上値を試しやすくなりますが、高値更新直後の利益確定売りには注意が必要です。

一方、CPIとPPIがそろって上振れれば、米金利上昇とドル高がゴールドの重しになります。4,400ドル付近で上値を抑えられる場合は、直近の上昇に対する調整が深まる可能性があります。小売売上高が強く、インフレも高止まりする組み合わせは特に逆風です。

地政学リスクや株式市場の変動も安全資産需要を左右します。指標直後はドルとゴールドが一時的に同方向へ動くこともあるため、初動だけで判断せず、米実質金利とドル指数が落ち着くまで待つ姿勢が有効です。

まとめ

今週は水曜日の米CPI、木曜日のPPI、金曜日の小売売上高が相場の中心です。ドル円は157円台からの反発か一段安か、ゴールドは4,400ドルを突破して定着できるかが注目されます。日本の祝日を含む週前半は流動性低下に注意し、週後半は重要指標が連続するためポジション管理を優先したいところです。インフレ、消費、米金利の反応を組み合わせ、複数のシナリオを準備して臨むことが大切です。

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