【05/05】今日の仮想通貨ニュースまとめ|ビットコイン・イーサリアム動向
5月5日(火・こどもの日)、仮想通貨市場は重要な節目を迎えています。ビットコインが$80,000の大台を突破し、$80,213(+1.42%)まで上昇しました。ただし、米・イランの停戦崩壊に伴う地政学リスクの急拡大が重なり、$80K前後での荒い値動きとなっています。テザーゴールド(XAUt)は地政学需要の高まりで$33億超に到達。イーサリアムでは次期大型アップグレード「グラムステルダム」によるL1処理能力3倍超の可能性が浮上し、技術面での注目度も高まっています。

ビットコイン(BTC)の動向
,213・+1.42%——K大台突破もイラン衝突で波乱の展開
ビットコインは24時間で1.42%上昇し、$80,213に到達しました。昨日の$78,540から1,600ドル超の上昇で、心理的節目となる$80,000を明確に突破しています。時価総額は1.607兆ドル、24時間出来高は576億ドルと取引量も急拡大しました。
Cointelegraphは「米・イランの交戦再開がリスク資産全体を不安定化させる中、ビットコインは$80Kを巡る攻防が続いている」と報道しています。短期保有者のコスト基盤が$80K付近に集中しており、この水準をサポートに転換できるかどうかが強気トレンド継続の分岐点として注目されます。先物市場では依然ショートが積み上がっており、$80K定着に成功すればショートスクイーズによる更なる上昇加速も視野に入ります。
なお、Strategy(マイクロストラテジー)のQ1決算が明日6日(水)に予定されており、BTC購入方針の更新があるかどうかが今週後半の相場材料として意識されています。
イーサリアム(ETH)の動向
$2,358・+0.89%——次期大型アップグレード「グラムステルダム」でL1処理能力3倍超の可能性,358・+0.89%——次期大型アップグレード「グラムステルダム」でL1処理能力3倍超の可能性
イーサリアムは$2,358.97(+0.89%)と昨日の$2,321から上昇し、$2,350台での定着が見えてきました。24時間出来高は245億ドルと増加しています。
CoinPostが報じた注目情報によると、イーサリアムのコア開発者約100人が次期大型アップグレード「グラムステルダム(Glamsterdam)」に向けた集中作業を実施し、ガス上限の大幅引き上げで合意したことが明らかになりました。この措置によりL1の処理能力が3倍超に拡大する可能性があり、スケーリング問題の本質的な解決に向けた大きな前進として業界から評価されています。
また、Coinbase孵化のBase ネットワークが、Succinct の零知識(ZK)技術を採用してオプティミスティックロールアップからのハイブリッド化を進めると発表。L2エコシステム全体での技術高度化の流れが加速しています。
注目アルトコイン
XRP:3.40・-0.08%——3.40台に再浮上、週次終値が焦点
XRPは$1.40(-0.08%)と、昨日押し戻された$1.39から$1.40の節目水準に再浮上しました。$1.40台での週次終値を達成できるかどうかが引き続き注目点です。
BNB 5.09(+0.80%)、SOL .29(-0.32%)
BNBは昨日の$617から$625台へ上昇。ビナンスが仮想通貨を保有するユーザーへの物理的脅威(いわゆる「レンチ攻撃」)への対策機能を追加したと発表しており、CertiKのデータによれば2025年に物理的脅迫によるクリプト窃盗が75%増加していることが背景にあります。SOLは小幅安で様子見の展開が続いています。
規制・業界ニュース
Haun Ventures、クリプト×AIエージェント向け億ファンドをクローズ
Katie Haun氏率いるHaun Venturesが、クリプトインフラとAIエージェントの交差領域を対象とした$10億規模のファンドをクローズしました。AIエージェントが自律的に取引・決済できるインフラへの需要が高まる中、暗号資産とAIの融合領域への大型機関マネーの流入が加速しています。
DTCC、10月にトークン化証券の本番ローンチを計画——50のDeFi・TradFi大手が参加
米決済清算機関のDTCCが、$114兆の預かり資産を背景に10月のトークン化証券ローンチを目指していることが判明しました。50のDeFiおよびTradFi大手が参加を予定しており、金融システムの根幹にトークン化技術を組み込む動きとして業界から高い注目を集めています。
韓国K-POP企業、BTCトレジャリー計画を撤回しAIへ転換——株価急落
K Wave Mediaが4億8,500万ドルの資金調達計画をビットコイントレジャリー戦略からAIインフラへの転換を発表し、株価が急落しました。BTCトレジャリー戦略の採用に期待していた投資家の失望売りを招いており、企業のBTC保有ブームに対する短期的な逆風を示す事例として注目されています。
テザーゴールド(XAUt)億突破——地政学プレミアムがゴールドトークン需要を押し上げ
テザーのゴールド担保ステーブルコイン「XAUt」の時価総額が$33億を超え、準備金の実物金保有量が154トンに達したことが明らかになりました。米・イランの交戦再開による地政学緊張とFRBの利下げ後退期待を背景に、ゴールドへの需要がデジタル資産形態でも高まっています。
Aave、裁判所命令による,300万ETH凍結の解除を緊急申請
AaveがKelp DAOハッキングに関連して凍結されたETHの解除を求める緊急申請を連邦裁判所に提出しました。「泥棒が盗んだものを所有することはできない」と主張し、DeFiプロトコルにおける資産回収と第三者判決執行の法的複雑性が改めて浮き彫りになっています。
まとめ・今後の注目ポイント
本日の仮想通貨市場は、BTC$80K突破という強気の節目達成と米・イラン交戦再開による地政学リスクが混在する複雑な展開となっています。$80Kをサポートに転換できるかどうかが今後数日間の最大のテーマです。
今後の注目ポイントは、①BTC$80Kのサポート転換とショートスクイーズ発動の可否、②Strategy(マイクロストラテジー)Q1決算(5月6日)でのBTC購入再開方針の有無、③米NFP(5月8日)がマクロ環境を通じてBTC方向性に与える影響、④Ethereum「グラムステルダム」アップグレードの詳細スケジュールとETH相場への波及——の4点です。

