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【8月第4週】今週のFX相場展望|ドル円・ゴールドの注目ポイント

【8月第4週】今週のFX相場展望|ドル円・ゴールドの注目ポイント

米GDP・PCE×ジャクソンホール

今週の為替・貴金属市場は、米国のGDP改定値とPCE価格指数、そしてジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長講演が中心です。先週末のドル円は159.000円で終了しました。160円の心理的節目が近づく一方、円安局面では為替介入への警戒も強まりやすく、米金利の変化に加えて当局者発言にも注意が必要です。

ゴールドは先週末を4,608.080ドルで終え、4,600ドル台へ上昇しました。安全資産需要と金利見通しが相場を押し上げていますが、急伸後だけに利益確定売りも出やすい位置です。水曜日の米経済指標と金曜日のFRB議長講演を通じ、インフレと金融政策の見方が変われば、ドル円とゴールドの値幅が同時に拡大する可能性があります。

先週の振り返り

ドル円は159.000円で取引を終えました。週半ばに円買いが入る場面もありましたが、米金利の高止まりを背景にドルが持ち直しました。159円から160円は心理的な節目が連続し、上昇するほど介入警戒が強くなります。高値追いでは、米金利の方向と値動きの勢いが一致しているかを確認したいところです。

ゴールドは4,608.080ドルまで上昇しました。前週末から大きく水準を切り上げ、最高値圏での推移です。インフレへの警戒や安全資産需要が支えとなる一方、4,600ドル台では短期的な過熱感も意識されます。今週は米PCEとFRB議長発言を受けた実質金利の動きが重要です。

今週のFX相場展望ダッシュボード
今週の経済イベントカレンダー

今週の重要イベントカレンダー

8月24日(月)

主要な米経済指標なし

8月25日(火)

米S&Pケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米新築住宅販売件数(23:00)
米消費者信頼感指数(23:00)
米リッチモンド連銀製造業指数(23:00)

8月26日(水)

米GDP改定値(21:30)
米PCE・コアPCE価格指数(21:30)
米耐久財受注(21:30)
米個人所得・個人消費支出(21:30)

8月27日(木)

米新規失業保険申請件数(21:30)
米卸売在庫速報値(21:30)
日本・完全失業率(翌8:30)

8月28日(金)

米シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
米ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(23:00)
ウォーシュFRB議長講演・ジャクソンホール(23:00)

ドル円の見通し

ドル円は159円を起点に、160円を試せるかが焦点です。水曜日の米GDP改定値やPCEが市場予想を上回れば、インフレの粘着性と米景気の底堅さが意識され、米金利上昇を通じてドル買いが進む可能性があります。ただし、160円接近では介入警戒による急反落も想定しておく必要があります。

反対に、PCEの伸びが鈍化し、GDPや耐久財受注も弱ければ、金融引き締め長期化への見方が後退しやすくなります。その場合は米金利低下とともにドル円が158円台へ押し戻される展開が考えられます。指標が同時刻に集中するため、数字ごとの強弱が食い違った場合は初動が反転しやすい点にも注意が必要です。

金曜日のウォーシュFRB議長講演は週最大のイベントです。インフレ抑制を重視する姿勢が鮮明ならドルを支えますが、景気や金融環境への配慮が強ければドル売りにつながります。発言の一部だけで判断せず、米2年債利回りとドル指数の反応を確認することが大切です。

ゴールドの見通し

ゴールドは4,600ドル台を維持できるかが最初の焦点です。PCEが市場予想を下回り、米実質金利が低下すれば、最高値圏でも買いが継続する可能性があります。ドル安も重なれば上値を伸ばしやすいものの、急伸後のためポジション調整による大きな押しには警戒が必要です。

一方、PCEやGDPが強く、FRB議長がタカ派的な見解を示せば、米金利上昇とドル高がゴールドの重しになります。4,600ドルを割り込んだ場合は、直近の上昇局面で入った短期買いの手じまいが加速する可能性があります。ただし、安全資産需要が根強ければ下値では押し目買いも入りやすく、急落後の戻りにも注意したいところです。

まとめ

今週は水曜日の米GDP・PCE・耐久財受注と、金曜日のジャクソンホール講演が相場の方向を決めます。ドル円は160円を試す余地がある一方、介入警戒による急反落が大きなリスクです。ゴールドは4,600ドル台の定着を確認しつつ、米実質金利とドルの反応を見極める局面です。重要指標と講演前にはポジションを軽くし、初動後の金利反応を確認してから判断することが重要です。

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