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【8月第1週】今週のFX相場展望|ドル円・ゴールドの注目ポイント

【8月第1週】今週のFX相場展望|ドル円・ゴールドの注目ポイント

今週の為替市場は、米ISM製造業・非製造業景気指数、JOLTS求人件数、ADP雇用者数、そして金曜日の米雇用統計が焦点です。先週末のドル円は163.750円で終了し、日米金利差を背景とするドル高・円安基調を維持しました。ただし、歴史的な円安水準では日本当局のけん制や為替介入への警戒が強く、米指標をきっかけに値幅が急拡大する可能性があります。

ゴールドは先週末を4,076.800ドルで終え、節目の4,000ドル台を維持しました。今週は米雇用関連指標が連日発表され、FRBの利下げ時期を巡る見方が変化しやすい局面です。米金利とドルの反応を確認しながら、重要指標前後の急変に備える必要があります。

先週の振り返り

ドル円は163.750円で取引を終えました。米景気の底堅さと日米金利差がドル買いを支えた一方、高値圏では利益確定売りと介入警戒が上値を抑えました。先週の日米金融政策イベントを通過し、今週は米雇用と景況感のデータが金利見通しを左右します。

ゴールドは4,076.800ドルで週末を迎えました。4,000ドル台では安全資産需要が下支えとなりましたが、高い米実質金利とドル高は引き続き上値の重しです。雇用減速が明確になれば金利低下を通じた買いが入りやすく、反対に強い指標が続けば調整圧力が強まると考えられます。

今週のFX相場展望ダッシュボード
今週の経済イベントカレンダー

今週の重要イベントカレンダー

8月3日(月)

日本マネタリーベース(8:50)
米S&Pグローバル製造業PMI確報値(22:45)
米ISM製造業景気指数(23:00)
米建設支出(23:00)

8月4日(火)

米貿易収支(21:30)
米JOLTS求人件数(23:00)
米製造業新規受注(23:00)

8月5日(水)

米ADP雇用者数(21:15)
米S&Pグローバルサービス業PMI確報値(22:45)
米ISM非製造業景気指数(23:00)

8月6日(木)

米新規失業保険申請件数(21:30)
米非農業部門労働生産性・単位労働コスト速報値(21:30)
米卸売在庫(23:00)

8月7日(金)

日本景気先行指数速報値(14:00)
米雇用統計(21:30)
米リッチモンド連銀バーキン総裁発言(23:00)

ドル円の見通し

ドル円は163円台を維持し、上値を伸ばせるかが焦点です。月曜日のISM製造業景気指数が市場予想を上回り、特に雇用指数と価格指数が強ければ、米金利上昇を通じてドル買いが進む可能性があります。一方、景況感の悪化が示されれば、週初からドル高の巻き戻しに注意が必要です。

火曜日のJOLTS、水曜日のADP、木曜日の失業保険申請件数は、金曜日の米雇用統計に向けた前哨戦です。求人や民間雇用が弱ければ利下げ観測が強まり、ドル円には下押し圧力がかかりやすくなります。ただし、各指標の方向が一致しない場合は往復の激しい値動きも想定されます。

金曜日の米雇用統計では、非農業部門雇用者数に加え、失業率と平均時給が重要です。雇用者数が伸びても賃金が鈍化すればドル買いが続かない可能性があります。163円台では介入警戒が強いため、上昇局面での追随は慎重にし、逆指値とポジション量を事前に決めておきたいところです。

ゴールドの見通し

ゴールドは4,000ドル台を維持できるかが第一の分岐点です。米雇用関連指標が弱く、FRBの利下げ観測が強まれば、米実質金利とドルの低下を通じて上値を試す余地があります。一方、ISMや雇用統計がそろって強ければ、金利上昇がゴールドの逆風になります。

週前半は4,000ドルを下値支持として固められるかを確認し、上値では直近高値付近の売り圧力に注意が必要です。金曜日の雇用統計直後は、雇用者数だけを見た初動が平均時給や失業率の評価で反転することがあります。ドル指数と米実質金利が同じ方向に動くかを確認してから判断することが重要です。

地政学リスクや原油価格も安全資産需要とインフレ見通しを通じて影響します。4,000ドルを明確に割り込む場合は調整の深まりを警戒し、維持して金利が低下する場合は押し目形成の可能性を検討します。

まとめ

今週はISM、JOLTS、ADP、失業保険、米雇用統計と、米景気・雇用を確認する材料が連続します。ドル円は163円台の上昇余地と介入警戒が同居し、ゴールドは4,000ドル台を維持できるかが焦点です。

週前半のデータで方向を決めつけず、金曜日の雇用統計まで複数のシナリオを保つことが大切です。指標前にはポジションを軽くし、発表後は金利・ドル・株価の反応を確認しながら対応したいところです。

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