【05/25】今日の仮想通貨ニュースまとめ|ビットコイン・イーサリアム動向
5月25日(月)の仮想通貨市場は、ビットコインが$76,985(+0.47%)と小幅プラスで推移する一方、イーサリアムは$2,098(-0.83%)と軟調となっています。週明けはストラテジーのセイラー氏が「今週はビットコインを購入しない」と明言したことが注目を集め、相場は様子見ムードが漂っています。ただし、中東停戦への期待感がBTCを下支えしており、200日移動平均線の突破を巡る攻防が焦点となっています。

ビットコイン(BTC)の動向
,985・+0.47%——セイラー氏が今週BTC購入見送り・Santimentは逆張り好機と分析
ビットコインは$76,985(+0.47%)と前日から小幅に上昇していますが、$77,000を前にした上値の重さが続いています。週明けの注目材料として、ストラテジーのマイケル・セイラー氏がX(旧Twitter)への投稿で「今週はビットコインではなく債券を購入する」と発言し、「BitVac充電中」として次の大口買いに備えていることを示唆しました。同社のBTC保有高は現在650億ドル規模に達しており、市場に与える影響は大きく、今後の動向が引き続き注目されます。
一方、オンチェーン分析会社Santimentは、5月第3週レポートにおいて、ビットコイン現物ETFが「10日で9日流出」という異例の状況をあえて逆張りシグナルとして評価。MVRV(市場価値対実現価値)比率やホルダー数など複数のオンチェーン指標が積み増しの好機を示していると解説しており、強気派の注目を集めています。
また、bitbankのアナリストは、米・イラン停戦交渉への期待感がBTCを円建てで1,230万円台で底堅く支えているとのレポートを公表。原油価格や米金利の動向が上値を抑えている中、停戦合意が実現すれば200日移動平均線の再突破も視野に入ると指摘しています。
イーサリアム(ETH)の動向
$2,098・-0.83%——Buterin、EF批判に反論・「小さな船」方針を明確化,098・-0.83%——Buterin、EF批判に反論・「小さな船」方針を明確化
イーサリアムは$2,098と小幅に下落しており、今週も引き続き上値が重い展開です。機関投資家の現物ETFからの資金流出が継続しており、Tom Lee氏が関与するBitMineのETHポートフォリオが大きな含み損を抱えているとの報道も市場心理を圧迫しています。一部のアナリストはETHが$1,600を目指す可能性を指摘しており、下値への警戒感が残ります。
こうした中、ヴィタリック・ブテリン氏がEthereum Foundation(EF)に対する批判に反論するコメントを発表しました。ブテリン氏はEFが全ETH流通量の1%以下しか保有していないことを強調し、他のプロトコル財団が通常10〜50%を保有しているのとは対照的だと説明。EFは「大きな船よりも小さな船」を選び、ETHの売却を減らしてEthereumの基本的特性(CROPS)に集中するという方針を明確にしました。批判に対して中立性と独立性を守ることを改めて誓約した形です。
注目アルトコイン・DeFi
SOL .20(-0.55%)・XRP 3.35(-0.56%)・StablRのステーブルコインがデペッグ
ソラナは$85.20(-0.55%)、XRPは$1.35(-0.56%)、BNBは$656.07(-0.01%)と、主要アルトコインは軒並み小幅マイナスで軟調な展開です。
DeFi分野では、ステーブルコインプロジェクトStablRが重大なインシデントに見舞われました。攻撃者がマルチシグのエクスプロイトを利用して約1,350万ドル相当の担保なしトークンを不正に発行し、流出させた結果、ユーロステーブルコインのEURRが$0.85まで、USDRが$0.40まで急落するデペッグが発生しました。DeFiプロトコルのマルチシグ管理リスクが改めて浮き彫りとなりました。
規制・業界ニュース
CFTC職員停職疑惑(NYT報道)・ChatGPT × MoonPayでBTC購入が可能に
ニューヨーク・タイムズの調査報道により、米商品先物取引委員会(CFTC)でポリマーケット・Crypto.com・Geminiへの承認に懸念を示した上級職員が停職・更迭されたとの疑惑が浮上しました。同報道によれば、異議を示した2名の職員はその後それぞれMoonPayとGemini Titanに転職していたとのことです。トランプ政権下での規制当局と仮想通貨業界の関係性に注目が集まっています。
また、AI大手のOpenAIが提供するChatGPT上で、MoonPayの新アプリを通じてビットコイン・XRP・ソラナなどの仮想通貨を購入できるようになりました。ユーザーはチャットボットに話しかけるだけで購入操作が完結するという手軽さが特徴で、仮想通貨へのアクセシビリティが一段と向上しています。
まとめ・今後の注目ポイント
5月25日の仮想通貨市場は、BTC+0.47%・ETH-0.83%と方向感に乏しい横ばいの展開です。セイラー氏の購入見送り発言で短期的な需要期待がやや後退した一方、Santimentの逆張り分析や中東停戦期待がBTCを支えています。今後の注目ポイントは①セイラー氏の次回BTC購入タイミングと規模、②BTCの200日移動平均線突破の可否、③EF改革方針を受けたETHの機関投資家センチメントの変化、④CFTC問題の政治的波及です。


