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【7月第3週】今週のFX相場展望|ドル円・ゴールドの注目ポイント

【7月第3週】今週のFX相場展望|ドル円・ゴールドの注目ポイント

今週の為替市場は、欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表とラガルド総裁の記者会見、日米欧のPMI速報値、日本の消費者物価指数が中心材料です。先週末のドル円は162.390円で終了し、円安への警戒が一段と強まりやすい水準にあります。週初は海の日で東京市場が休場となるため、流動性が低い時間帯の急な値動きにも注意が必要です。

ゴールドは先週末を3,985.200ドルで終え、節目の4,000ドルを下回りました。米実質金利とドルの動きに加え、中東情勢や原油価格、米主要ハイテク企業の決算が市場心理を左右します。マクロ指標が比較的少ない米国では、企業決算と金曜日のPMIがリスク選好を測る重要な手掛かりになりそうです。

先週の振り返り

ドル円は162.390円で取引を終えました。米金融政策の引き締め長期化観測と日米金利差がドルを支える一方、162円台では日本当局の円安けん制や為替介入への警戒が強まります。上昇基調が続いても、要人発言や政策報道をきっかけに短時間で反落するリスクを想定しておく必要があります。

ゴールドは3,985.200ドルで週末を迎えました。先週は4,000ドルを割り込み、米金利とドルの上昇が上値を抑えました。一方、中東の緊張や不透明な世界景気は安全資産需要を支える材料です。今週は4,000ドルを回復して定着できるか、それとも戻り売りに押されるかが短期方向を見極めるポイントです。

今週のFX相場展望ダッシュボード
今週の経済イベントカレンダー

今週の重要イベントカレンダー

7月20日(月)

海の日・東京市場休場
中国人民銀行ローンプライムレート(10:15)
カナダ消費者物価指数(21:30)
ニュージーランド消費者物価指数(翌7:45)

7月21日(火)

英国雇用統計(15:00)
ドイツZEW景況感指数(18:00)
ユーロ圏ZEW景況感指数(18:00)
米ADP週次雇用統計
ゼネラル・モーターズ、3M決算

7月22日(水)

日本貿易統計(8:50)
英国消費者物価指数(15:00)
テスラ、アルファベット、IBM決算(米株引け後)

7月23日(木)

韓国GDP速報値
豪雇用統計(10:30)
ECB政策金利発表(21:15)
ラガルドECB総裁記者会見(21:45)
カナダ小売売上高(21:30)
米新規失業保険申請件数(21:30)
ユーロ圏消費者信頼感速報値(23:00)

7月24日(金)

日本全国消費者物価指数(8:30)
英国小売売上高(15:00)
独・ユーロ圏・英国PMI速報値
米S&PグローバルPMI速報値(22:45)
米新築住宅販売件数(23:00)
カナダ生産者物価指数

ドル円の見通し

ドル円は162円台を維持できるかが焦点です。週初は東京市場が休場で参加者が少なく、中国のローンプライムレートやカナダCPIを受けた海外市場の動きが増幅される可能性があります。高値を追う場合でも、薄商いによる急反転を想定したポジション管理が欠かせません。

水曜日の日本貿易統計と金曜日の全国CPIは、日銀の政策見通しを通じて円相場に影響します。物価の上振れや輸出の改善が確認されれば、日銀の正常化観測から円買いが入りやすくなります。一方、弱い数字なら日米金利差を意識した円売りが続く可能性があります。

金曜日の米PMI速報値も重要です。景気の底堅さと価格圧力が同時に示されれば米金利が上昇し、ドル円は上値を試しやすくなります。ただし162円台では介入警戒が常につきまとうため、政策当局者の発言とニュース速報を確認しながら、損切り位置を明確にした取引が必要です。

ゴールドの見通し

ゴールドは4,000ドルが最初の分岐点です。米PMIが弱く、米金利とドルが低下すれば4,000ドル回復を試す展開が考えられます。反対に米企業景況感が底堅く、価格指数も強ければ、利下げ期待の後退から上値が抑えられる可能性があります。

木曜日のECB理事会では、政策金利そのものに加えてラガルド総裁の今後の見通しが重要です。欧州金利とユーロが大きく動けばドル指数にも波及し、ゴールドの値動きが拡大しやすくなります。また、テスラやアルファベットなどの決算が株式市場のリスク選好を変化させる点にも注意したいところです。

中東情勢と原油価格は引き続き無視できません。緊張が高まれば安全資産需要がゴールドを支える一方、原油高がインフレ期待と長期金利を押し上げる場合は逆風にもなります。ニュース直後の初動だけで判断せず、ドルと実質金利の方向を併せて確認することが大切です。

まとめ

今週はECB政策金利、ラガルド総裁会見、日米欧PMI、日本CPI、米大型企業決算が相場の中心です。ドル円は162円台の上昇余地と介入警戒が同居し、ゴールドは4,000ドルを回復できるかが焦点になります。

週初の薄商いから週後半の重要イベントまで、値動きが急に変わる場面が想定されます。方向を決めつけず、指標後の金利・ドル・株価の反応を確認しながら、ポジション量を抑えて臨みたい1週間です。

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