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【10/02】今日の仮想通貨ニュースまとめ|ビットコイン・イーサリアム動向

【10/02】今日の仮想通貨ニュースまとめ|ビットコイン・イーサリアム動向

10月2日の仮想通貨市場は、ビットコインが84,856ドルまで上昇し、前日まで上値を抑えていた84,000ドル台を回復しました。
イーサリアムも2,705ドル台と2,700ドル台に乗せ、主要銘柄はそろって小幅高となっています。
米SECが投資顧問やファンドによる仮想通貨の自己保管を認める規則案を公表したほか、シティグループがビットコインとイーサリアムの目標価格を引き上げるなど、機関投資家マネーを意識させる材料が相次ぎました。
一方で、イーサリアムの発行量削減案の撤回や、NEARインテンツでの不正流出など、個別の材料にも注意が必要な一日です。

本日のマーケットサマリー

ビットコイン(BTC)の動向

84,856ドル台、24時間で1.51%上昇

ビットコインは84,856ドルとなり、24時間で1.51%上昇しました。ここ数日続いていた83,000ドル台でのもみ合いから抜け出し、84,000ドル台を回復しています。24時間出来高は約332億ドルで、出来高を大きく伴った上昇というよりは、売りが一巡したところで買い戻しが入った形です。

次の上値の目安は85,000ドルです。ここを明確に上抜けられれば、もう一段の上昇が意識されやすくなります。反対に、84,000ドルを再び割り込むようであれば、再びレンジ相場に戻る可能性があります。

シティがビットコインの目標価格を11万3,000ドルへ引き上げ

シティグループは、今後12カ月のビットコインの目標価格を11万3,000ドルに、イーサリアムの目標価格を3,028ドルに引き上げました。仮想通貨市場への資金流入が再び加速するとの見方を根拠としています。

現在の価格からみると、ビットコインで約3割の上昇余地を見込んでいる計算です。大手金融機関の強気な見通しは、投資家心理を下支えする材料になります。

短期保有者の含み益は13.7%に縮小

オンチェーン分析によると、ビットコインの短期保有者の平均含み益は13.7%となり、前週の15.4%から縮小しました。短期保有者の平均取得単価は7.37万ドルに上昇しており、長期保有者の平均取得単価は4.88万ドルとなっています。

短期保有者の含み益が縮小していることは、利益確定売りの圧力が和らいでいることを意味します。また、短期保有者の平均取得単価である7万ドル台前半は、相場が大きく崩れた場合の下値の目安として意識されやすい水準です。

イーサリアム(ETH)の動向

2,705ドル台、24時間で0.77%上昇

イーサリアムは2,705.78ドルとなり、24時間で0.77%上昇しました。前日に目安としていた2,700ドル台を回復し、下げ止まりから一歩前進した形です。ただし上昇率はビットコインを下回っており、主導権はまだビットコイン側にあります。

2,700ドル台を維持できるかが当面のポイントで、定着できれば2,800ドル方向への戻りが視野に入ります。

発行量削減案「EIP-8363」が次期アップグレードの候補から撤回

イーサリアムの発行量を削減する提案「EIP-8363」が、次期アップグレード「ヘゴタ」の検討対象から撤回されました。提案者は、業界関係者や開発者との議論を経て、アップグレードの範囲を決める場で発行量の変更を扱うのは適切ではないと判断したと説明しています。

この提案が実装されれば、ステーキング利回りの低下が想定されていました。撤回によって利回りへの影響は当面見送られることになり、ステーキング事業者やETH保有者にとっては不透明感が一つ解消された形です。

イーサリアム財団がAI利用料を匿名で支払う「zkAPI」を稼働

イーサリアム財団は、ゼロ知識証明を使った匿名決済の仕組み「zkAPI」をメインネットで稼働させました。決済を処理する側もサービス提供者も、利用者の身元や利用内容を把握できない設計となっています。

AIサービスの利用料をプライバシーを守りながら支払えるようになることで、AIとブロックチェーンをつなぐ新しいユースケースとして注目されます。

ビザとロイズがUSDCで越境決済の実験を完了

ビザと英金融大手のロイズ・バンキング・グループは、ステーブルコインのUSDCを使った越境決済のライブ実験を完了しました。大手決済ネットワークと大手銀行が実際の送金でステーブルコインを試したことで、国際送金分野での実用化に向けた動きが一段と進んでいます。

注目アルトコイン

SOL・XRP・BNBはそろって小幅高

SOLは118.43ドルで24時間0.3%上昇、XRPは1.49ドルで0.32%上昇、BNBは771.38ドルで0.34%上昇しました。DOGEは約0.09ドルで0.18%の小幅安です。ビットコインの上昇に比べるとアルトコインの動きは限定的で、資金はまずビットコインに向かっている状況です。

XRPトレジャリー企業エバーノースが10月8日にナスダック上場へ

XRPを大量に保有するトレジャリー企業エバーノースは、SPACであるアルマダ・アクイジション・コープIIとの統合が株主に承認され、10月8日にナスダックで「XRPN」として上場する見通しとなりました。保有予定のXRPは約4億7,300万枚で、現在の価格で約7億1,000万ドル相当になります。

株式を通じてXRPに投資できる手段が増えることで、これまで仮想通貨を直接保有しにくかった投資家層の資金が入る可能性があります。上場後の株価とXRP価格の連動には注目です。

NEARインテンツで約380万ドルの不正流出

NEARインテンツは10月1日、セキュリティ事案を受けてサービスを一時停止し、約380万ドル相当の資産が不正に流出したことが判明しました。コントラクトの不具合はすでに修正され、流出資金は全額補償される予定ですが、11のネットワークで入出金に支障が続いています。この影響はNEARの現物ETFの価格にも及んでいます。

Zcashは高値から21%下落

Zcash(ZEC)は直近高値の1,698ドルから21%下落しました。ETFからの資金流出に加え、北朝鮮系とみられるハッキング資金がZcashのプライバシー機能を経由して移動したとの疑いが重しとなっています。急騰していた銘柄だけに、押し目買いが入るのか、調整が続くのかが注目されます。

規制・業界ニュース

米SECが投資顧問による仮想通貨の自己保管を認める規則案を公表

米SECは、投資顧問会社やファンドが仮想通貨を保管する際のルールを定めた規則案を公表しました。州の信託会社をカストディアン(保管機関)として利用することや、一定の条件のもとで自己保管することを認める内容です。

これまで投資顧問が仮想通貨を扱う際には、保管方法をめぐる規制のあいまいさが大きな障壁となっていました。今回の規則案で明確なルールが示されれば、資産運用会社が仮想通貨関連の運用や助言を提供しやすくなり、機関投資家からの資金流入を後押しする可能性があります。今回のビットコインの上昇も、こうした規制面の前進を好感した動きと考えられます。

米イリノイ州が仮想通貨取引への0.2%課税を延期

米イリノイ州当局と原告側は、仮想通貨取引に対する0.2%の課税について、施行時期を2027年1月から7月に延期することで合意しました。業界からの反発や訴訟を受けたもので、対象となる事業者は準備期間を確保できることになります。

ニューヨーク州とワイオミング州が仮想通貨監督で連携

ニューヨーク州とワイオミング州の規制当局は、仮想通貨の監督で協力する協定を結びました。監督情報の共有、ライセンス審査の効率化、検査や執行での連携を進めます。州ごとに異なる規制への対応は事業者の負担となってきただけに、州をまたいだ協力の動きは業界にとって前向きなニュースです。

EUでMiCAの見直しをめぐる働きかけが活発化

EUでは、仮想通貨規制「MiCA」の見直しに向けた議論が進んでいます。ステーブルコインの利回り提供への制限緩和を求めて、約5万人の欧州市民が意見書を送る運動が起きているほか、Circleは銀行預金に関する準備金の下限ルールの見直しを、Hyperliquidの政策団体は無期限先物を別の金融規制の枠組みで扱うことを、それぞれ欧州委員会に求めています。

SBIがビットバンクの完全子会社化を完了

国内の暗号資産取引所ビットバンクは、SBIホールディングスによる完全子会社化が完了したと発表しました。廣末紀之CEOは続投し、SBI VCトレードの社長が取締役に加わります。前日に発表された三井住友信託銀行へのJADAT株式譲渡と合わせ、ビットバンクをめぐる資本再編が一区切りついた形です。

トランプ大統領がミームコイン保有者向けの夕食会を予定

トランプ米大統領は11月22日、自身のミームコインの上位保有者185人を招いた夕食会をワシントンのゴルフクラブで開く予定です。同様のイベントは3回目となりますが、利益相反を指摘する声も上がっており、政治と仮想通貨の距離感をめぐる議論が続きそうです。

まとめ・今後の注目ポイント

10月2日の仮想通貨市場は、ビットコインが84,856ドル台で1.51%上昇し、前日まで上値を抑えていた84,000ドル台を回復しました。イーサリアムも2,705ドル台と2,700ドルの節目を取り戻し、主要銘柄はそろってプラス圏です。

短期では、ビットコインが85,000ドルを上抜けてレンジを突破できるかが最大の焦点です。イーサリアムは2,700ドル台を維持できるかが上昇継続の目安になります。

ニュース面では、米SECの自己保管ルール案とシティの目標価格引き上げが、機関投資家マネーの流入期待を高める材料となりました。一方で、NEARインテンツの不正流出やZcashの急落など、個別銘柄ではリスク要因も残っています。来週10月8日にはエバーノースのナスダック上場が控えており、XRP関連の動きにも注目です。

レンジ上抜けの兆しは出始めていますが、出来高の伴わない上昇はだましに終わることもあります。85,000ドル突破の有無を確認しながら、慎重にポジションを組み立てたい局面です。

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