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【08/01】今日の仮想通貨ニュースまとめ|ビットコイン・イーサリアム動向

【08/01】今日の仮想通貨ニュースまとめ|ビットコイン・イーサリアム動向

8月1日(土)の仮想通貨市場は、ビットコインが62,928ドルまで下落し、24時間でマイナス2.80%となりました。イーサリアムも1,862ドルでマイナス3.10%となり、前日の戻りから一転してリスク資産全体に利益確定の動きが出ています。

主要アルトコインも弱く、SOLは72.83ドル、XRPは1.06ドル、BNBは586.80ドル、DOGEは0.07ドルまで下げました。下落率はBNBが比較的浅い一方、BTCとETHは節目を割り込みやすい位置にあり、週末の薄商いでは急な値幅拡大に注意が必要です。

本日のニュースでは、Tetherの超過準備金半減、Circleのニューヨーク信託免許取得、Coldcard脆弱性に関連する大規模流出、BTCBOXの段階再開、そして制裁回避や国際送金におけるデジタル資産の使われ方が焦点となりました。

本日のキーワードは「ステーブルコインの信頼性と自己管理リスク」です。

本日のマーケットサマリー

ビットコイン(BTC)の動向

BTC: 62,928ドル | 24時間変動: -2.80% | 63,000ドルを割り込む

ビットコインは62,928ドルとなり、24時間でマイナス2.80%でした。時価総額は約1.26兆ドル、24時間出来高は約299.7億ドルです。

前日は64,000ドル台を回復していましたが、本日は63,000ドルを割り込みました。戻りを試した直後に反落したことで、短期的には65,000ドル方向よりも、まず62,000ドル台で下げ止まれるかが焦点です。

週末は流動性が薄く、先物のポジション整理が価格を動かしやすい時間帯です。強い反発を確認するまでは、値ごろ感だけで買い急がず、62,000ドル台前半から60,000ドル台後半のサポートを意識しておきたい局面です。

7件の清算連鎖を分析、共通する予兆は限定的

研究レポートでは、ビットコイン無期限先物で発生した7件の清算連鎖を分析し、相場崩壊の予兆信号は事象ごとに異なると指摘されました。共通して見られたのは、注文フローの変動低下のみだったとされています。

これは、過去の暴落パターンをひとつの指標だけで再現的に読むのが難しいことを示しています。清算連鎖は、レバレッジ、流動性、板の厚さ、ニュース、時間帯が重なって起きるため、単一のサインを過信すると判断を誤りやすくなります。

短期トレードでは、価格水準だけでなく、出来高、資金調達率、板の薄さ、急な建玉増加をまとめて確認することが大切です。特に週末は、普段より小さな注文でも値が飛びやすい点に注意が必要です。

長期保有者供給が月間21.7万BTCペースで増加

オンチェーン分析では、ビットコインの長期保有者供給が月間平均21万7,000BTCのペースで増えているとされました。強気相場の過熱局面では長期保有者が売却に回りやすい一方、現在は保有を続ける動きが強まっています。

この動きは、中長期の売り圧力が抑えられている可能性を示します。ただし、同時に需要面の弱さも指摘されており、長期保有者が売らないだけでは価格は上がりません。新規資金の流入が戻るかどうかが、次の上昇局面の条件になります。

Coldcard脆弱性に関連する流出被害、1,000BTC超へ

ビットコイン専門ウォレットのColdcardに関連する脆弱性について、流出被害が約1,196件のアドレス、1,082BTC超に達したとの分析が出ています。金額では約7,000万ドル、日本円で110億円規模とされます。

自己管理型ウォレットは、取引所リスクを避けられる一方で、端末、署名手順、シード管理、ファームウェア確認を自分で守る必要があります。今回のような事例は、「秘密鍵を自分で持つこと」と「安全に運用できること」は別問題だと改めて示しています。

大きな資産を自己管理する場合は、ハードウェアウォレットの更新履歴、正規品確認、マルチシグ、少額テスト送金、保管場所の分散を見直すタイミングです。

イーサリアム(ETH)の動向

ETH: 1,862ドル | 24時間変動: -3.10% | 1,900ドル台を割り込む

イーサリアムは1,862ドルとなり、24時間でマイナス3.10%でした。時価総額は約2,247億ドル、24時間出来高は約91.9億ドルです。

前日は1,900ドル台を維持していましたが、本日はその水準を下回りました。BTCより下落率が大きく、短期ではETHの相対的な弱さが残っています。1,850ドル台を保てるか、割り込む場合は1,800ドル近辺で買いが入るかが確認ポイントです。

注目アルトコイン

SOL 72.83ドル、XRP 1.06ドル、BNB 586.80ドル、DOGE 0.07ドル

主要アルトコインも総じて下落しました。SOLは72.83ドルでマイナス2.20%、XRPは1.06ドルでマイナス2.10%、DOGEは0.07ドルでマイナス1.30%です。

BNBは586.80ドルでマイナス0.70%にとどまり、相対的には底堅い動きでした。ただし600ドルの節目を回復できていないため、強い上昇というより下げ幅が限定的だったという見方が自然です。

アルトコイン市場では、ビットコインから切り離された個別の値動きも増えています。機関投資家のOTCフローでは現物取引比率が高まり、アルトコインのオプション取引も拡大しているとされます。今後は、BTC連動だけでなく、銘柄ごとの需給とデリバティブ市場の厚みが値動きを左右しやすくなります。

ステーブルコイン・規制ニュース

Tetherの超過準備金が半減、USDT供給は増加

Tetherは2026年第2四半期の財務報告で、資産が負債を上回る超過準備金が82億ドルから41億ドルへ半減したことを開示しました。ビットコインや貴金属などの評価額低下が背景です。一方で、米国債保有による収益を支えに、四半期利益は15億ドルを確保し、USDT供給も増えています。

ステーブルコインでは、発行残高が伸びているかだけでなく、裏付け資産の質と余裕度が重要です。超過準備金が減っても直ちに危機という意味ではありませんが、市場が弱い時期には準備金の変動が信頼性のチェック項目になります。

Circleがニューヨーク州の限定目的信託免許を取得

USDC発行企業のCircleは、ニューヨーク州金融サービス局から限定目的信託免許を取得しました。すでに連邦レベルでの信託銀行設立承認も進めており、USDCの発行体制を規制面から強化しています。

Tetherが収益力と規模で存在感を維持する一方、Circleは規制準拠を前面に出して信頼性を高める戦略です。ステーブルコイン市場では、利回り、流動性、規制対応のどれを重視するかで、発行体ごとの評価が分かれやすくなっています。

イタリア中銀、ステーブルコイン送金に一貫したコスト優位はないと分析

イタリア銀行の研究では、ステーブルコインを使った国際送金について、常に従来型送金より安いとは限らないとされました。差を生む主因はブロックチェーン手数料ではなく、法定通貨への交換コストや既存の決済インフラです。

これは、ステーブルコインの実用性を評価するうえで重要な視点です。オンチェーン送金そのものが速く安くても、入口と出口で手数料や時間がかかれば、利用者にとっての総コストは下がりません。普及には、発行体の信用だけでなく、銀行・決済事業者との接続が欠かせません。

米財務省がイラン関連企業を制裁、デジタル資産決済も論点に

米財務省はイラン関連企業2社に制裁措置を発表し、デジタル資産決済による制裁回避も活動の一部に含まれると主張しました。

暗号資産は国境を越えた送金に強い一方、制裁やマネーロンダリング対策の対象にもなりやすい技術です。今後は、ステーブルコインや取引所だけでなく、ウォレット、ブリッジ、決済事業者にも監視の目が向きやすくなります。

取引所・業界ニュース

BTCBOXが8月3日から段階再開へ

暗号資産取引所BTCBOXは、長く停止していたサービスを8月3日から段階的に再開すると発表しました。ログインにはパスキー認証、日本円出金には2段階認証が必須となります。

国内取引所の再開は利用者にとって前向きな材料ですが、再開直後は入出金や本人確認、セキュリティ設定で混雑が起きやすい点に注意が必要です。資産を動かす場合は、一度に大きく送金せず、少額テストで確認してから進めるのが基本です。

Bybitがトークン化株式をローン担保に追加

Bybitは、Nvidia、Apple、Teslaなどのトークン化株式をローン担保として使えるようにしました。対象は一部の個人・機関投資家で、取引とレンディングの両方に活用されます。

暗号資産取引所が株式系トークンを担保に取り込む動きは、オンチェーン金融と伝統金融の境界がさらに薄くなっていることを示します。ただし、担保価値の算定、流動性、発行体リスク、規制上の扱いは複雑です。利便性だけでなく、清算条件を確認する必要があります。

まとめ・今後の注目ポイント

8月1日の仮想通貨市場は、BTCが62,928ドルでマイナス2.80%、ETHが1,862ドルでマイナス3.10%となり、前日の戻りを打ち消す下落となりました。週末に入るため、レバレッジ主導の急な値動きには警戒が必要です。

ニュース面では、Tetherの準備金、Circleの規制対応、ステーブルコイン送金の実コスト、Coldcard関連の流出被害が目立ちました。相場の方向感だけでなく、ステーブルコインの信用、自己管理ウォレットの安全性、規制対応の進み方が投資判断の重要な材料になっています。

短期では、BTCの62,000ドル台維持、ETHの1,850ドル維持、BNBの600ドル回復が焦点です。中期では、ステーブルコイン発行体の財務健全性と、自己管理型ウォレットを含むセキュリティリスクへの市場の反応を見ておきたい一日です。

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