【04/22】今日の仮想通貨ニュースまとめ|ビットコイン76,000ドル台・ストラテジー首位返り咲き
4月22日の仮想通貨市場は、前日からの反発基調を維持しながら全体的に底堅い推移となっています。ビットコインは76,311ドル(+0.46%)と一時77,000ドルに迫る場面もあり、着実に水準を切り上げています。一方でストラテジーが815,061 BTCを保有してブラックロックのETFを上回り保有首位に返り咲いたほか、ニューヨーク州がコインベースとジェミニを予測市場を巡り提訴するなど、業界全体のニュースは多岐にわたります。ステーブルコインの実需普及でもドアダッシュが新たな一歩を踏み出しており、クリプトが日常経済に溶け込む動きが続いています。

ビットコイン(BTC)の動向
,311(+0.46%)、一時77,000ドルに迫る底堅い展開
ビットコインは76,311ドルで24時間比+0.46%と、前日の75,678ドルからさらに水準を切り上げています。時価総額は1兆5,283億ドル、24時間出来高は416億ドルです。バイナンスへのビットコイン流入量が2023年以来の低水準まで落ち込んでおり、市場参加者の売り圧力が著しく低下していることを示しています。強気目線では80,000ドルが引き続き次の主要ターゲットとして意識されています。
ストラテジー、815,061 BTCでブラックロックIBITを上回り保有首位に返り咲き
マイケル・セイラー氏率いるストラテジー(旧マイクロストラテジー)が先週34,164 BTCを新たに取得し、累計815,061 BTCを保有、保有総額は620億ドルを超えました。ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」を約1万2,000枚上回り、2024年第2四半期以来となる保有首位の座に返り咲いています。STRC優先株式を活用した独自の資本調達戦略が大量購入を可能にしており、機関投資家の「BTC蓄積戦略」として引き続き市場の注目を集めています。
イーサリアム(ETH)の動向
$2,325(+0.28%)、長期価格目標が74万ドルから25万ドルに大幅下方修正,325(+0.28%)、長期価格目標が74万ドルから25万ドルに大幅下方修正
イーサリアムは2,325ドルで+0.28%と小幅高。前日からの回復基調を維持しています。時価総額は2,808億ドル、24時間出来高は163億ドルです。
注目ニュースとして、イーサリアムの機関投資家向け普及組織「エーテリアライズ」が、ETHの長期価格目標を従来の74万ドル予測から25万ドルへと大幅に引き下げたことが明らかになりました。金とビットコインの合計時価総額31兆ドルをETHが同等に取り込んだ場合の理論値としての試算で、大幅な下方修正ではあるものの、25万ドルという水準は依然として現在価格の100倍以上であり、長期的な成長ポテンシャルを示しています。
また、コインベースが量子コンピュータによるリスクを警告するレポートを公表しました。プルーフ・オブ・ステークベースのチェーン(イーサリアム・ソラナなど)において、バリデーター署名とウォレット暗号化が将来の量子コンピュータの進化により脆弱になる可能性があるとしています。
注目アルトコイン
SOL .39(+0.96%)・XRP 3.43(+0.34%)・BNB 2.68(+0.2%)
アルトコイン全体で小幅な上昇が続いています。ソラナは86ドル台で+0.96%と相対的に強い動きを見せており、XRPは米フィンテックのSoFiがXRP入金対応を追加したことで話題になりました(外部ウォレットへの送金は非対応との批判も出ています)。BNBは632ドル台で推移しています。
規制・業界ニュース
NY州司法長官、コインベース・ジェミニを「違法賭博」として提訴
ニューヨーク州司法長官のレティシャ・ジェームズ氏が、コインベースとジェミニが運営する予測市場「タイタン」が州法に抵触する違法ギャンブルに当たるとして両社を提訴しました。総額34億ドルの賠償請求が行われており、連邦規制と州規制の管轄権を巡る対立が改めて浮き彫りとなっています。予測市場大手のポリマーケットも最大10倍レバレッジの無期限先物取引参入を発表しており、業界全体で予測市場と派生商品を巡る規制環境の整備が急務となっています。
国内でも参議院財政金融委員会で仮想通貨分散型取引所(DEX)の規制に関する質疑が行われ、片山大臣が答弁する場面がありました。ブロックチェーン基盤の予測市場も同委員会で議題に上がっており、国内の規制整備の動向も注視が必要です。
ウォーシュFRB議長候補「仮想通貨は金融業界に浸透している」
次期FRB議長候補のケビン・ウォーシュ氏が上院公聴会で「デジタル資産はすでに金融業界に浸透している」との認識を示しました。次期FRB議長の仮想通貨に対するスタンスが比較的前向きであることが確認された形で、今後の金融政策がクリプト市場に与える影響を占う意味でも重要な発言として受け止められています。
ドアダッシュ、ステーブルコイン決済を導入
米国最大級のフードデリバリー企業ドアダッシュが、ストライプ・パラダイム支援のブロックチェーン「テンポ」を通じてステーブルコイン決済を導入すると発表しました。ビザなど決済大手もバリデーターとして参加しており、日常消費における実需ベースのステーブルコイン決済普及が大きく加速しています。フィンテックのRampもUSDT⇔ドルの手数料ゼロ変換を導入するなど、ステーブルコインの実用化に向けた動きが業界全体で広がっています。
Core Scientific、33億ドルのジャンク債でAIデータセンター転換を加速
ビットコインマイナーからAIデータセンター運営事業者へと転換を進めるCore Scientificが、33億ドル規模の投機的格付け(ジャンク)債の発行を計画していることが明らかになりました。ビットコイン採掘からAIインフラビジネスへのピボットを積極的に推進しており、クリプト企業がAI分野へとビジネスモデルを拡張する動きが顕在化しています。
まとめ・今後の注目ポイント
4月22日の仮想通貨市場は、穏やかな上昇を維持しながら広範なニュースが動いた一日となっています。ビットコインの77,000ドル接近、ストラテジーの保有首位返り咲き、ドアダッシュのステーブルコイン決済導入と、強気材料が積み重なっている一方、NY州の大手取引所提訴という規制リスクも再浮上しています。
今後の注目は引き続きビットコインの80,000ドル突破トライができるかどうかです。売り圧力の低下とバイナンスへの流入減少が続く中、ETFへの資金流入と大口の継続買いが追い風となる展開が期待されます。規制面ではNY州訴訟の行方と、米国内での仮想通貨市場構造法案の審議スケジュールが今後数週間の焦点となります。

