1. いまの地合い
(10:50現在 USDJPY 156.2円 / XAUUSD 5336ドル)
ドル円は156円台前半で推移。
ゴールドは5336ドルと高値圏を維持しています。
週末に
・米国・イスラエルがイランを攻撃開始
・イラン最高指導者ハメネイ師死去報道
という極めて重大な地政学イベントが発生しました。
現在市場は、
・中東情勢の拡大リスク
・ホルムズ海峡封鎖リスク
・原油急騰リスク
を織り込み始めています。
ゴールドの急伸は典型的な「有事の買い」。
今週はヘッドライン主導の相場になりやすい環境です。
2. 今週最大のテーマ
① イラン情勢(最重要)
注目ポイントは3つ。
・報復の規模
・ホルムズ海峡封鎖リスク
・原油価格の急騰可能性
ホルムズ海峡は世界の原油供給の約20%が通過する要所。
不安定化すれば、
原油急騰
→ インフレ再燃
→ 金利上昇思惑
→ 為替急変動
という連鎖が起きる可能性があります。
今週は「突発ヘッドライン相場」になる可能性が高いです。
② 3月月初要因
3月2日は月初最初の営業日。
月初は
・年金
・ファンド
・機関投資家
のフローが入りやすい時期。
今回は地政学リスクと重なっており、
テクニカルが効きづらい環境
になりやすい点に注意です。
③ 雇用統計週
今週は米重要指標が連続します。
・月曜 ISM製造業
・水曜 ADP+ISM非製造業
・金曜 雇用統計+小売売上高
単体イベントではなく、
週を通してトレンドが形成される可能性
を意識する週です。
3. 通貨・資産別ポイント
【ドル円(USD/JPY)】
・156円台は重要攻防
・地政学リスクで円買いが入る可能性
・一方で原油高は日本経済にマイナス
一方向に決め打ちしないことが重要。
【ゴールド(XAUUSD)】
・5336ドル
・地政学リスクで急騰
・過熱警戒も必要
ニュース次第では上下100ドル規模の変動も想定。
【原油】
今週最大の注目資産。
イラン情勢次第で急騰リスク。
原油 → インフレ → 金利 → ドル の連鎖に注意。
4. 日別注目イベント
■ 3月2日(月)
・月初最初の営業日
・日銀副総裁発言
・ISM製造業
→ 月初フロー+指標で振れやすい
■ 3月3日(火)
・植田総裁発言
・欧CPI速報値
■ 3月4日(水)
・ADP雇用統計
・ISM非製造業
■ 3月5日(木)
・新規失業保険申請件数
■ 3月6日(金)
・雇用統計
・小売売上高
→ 今週最大ボラ日
5. 今週の戦略的注意点
① 地政学リスクはテクニカルを壊す
ヘッドライン1本で30〜100pips動く可能性。
ポジションは軽め推奨。
② 月初は逆張りが機能しにくい
資金フロー主導のため、レンジ感覚が崩れやすい。
③ 雇用統計まで無理をしない
今週は「待てる人が勝つ週」。
焦って取りにいく相場ではありません。
6. 今週の総括
✔ 地政学リスク最大級
✔ 月初フロー
✔ 雇用統計週
三重リスク環境。
今週のテーマは
「守り」
勝ちにいくより、生き残ることを優先。
特に初心者は、
・ポジション軽め
・重要指標前は触らない
・突発ニュース時は静観
これを徹底してください。

