もっと騒げ爆益の歌 まだ消えない 夢の歌となえて 君がいつも歌う爆益の歌 まだ消えない 口ずさんでしまうよ

FXトレード注意点:11月第1週(11/3〜11/7)

1. 先週のおさらい

ドル円は154円台まで上昇。先週のFOMCではややタカ派寄り、日銀はハト派寄りとなり、日米金利差拡大が円安を後押ししました。米企業決算ではアマゾンを中心に堅調な内容が続き、株高が進行しましたが、利益確定の売りも出ており上値の重さも意識される局面です。


2. 今週の流動性とテーマ

今週は複数の中央銀行会合と重要指標、要人発言、そして月初フローが重なる「変動性の高い週」です。

注目ポイント:

  • 金融政策: RBA(4日)、BOE(6日)発表。金利据え置きでも声明文次第で為替が大きく動く可能性。
  • 米経済指標: 政府閉鎖により一部未定だが、3日ISM製造業、5日ADP雇用統計・ISM非製造業、7日ミシガン大学消費者信頼感【速報値】が焦点。
  • 要人発言: FOMC明けでFRB高官の発言が集中。タカ派寄り発言が続けばドル支援材料に。
  • 政治リスク: 5日(水)のトランプ関税に関する米最高裁口頭弁論が注目。ヘッドライン次第で市場が乱高下する可能性。
  • 月初フロー: 11月入り直後は新規ポジション構築やリバランスが発生しやすく、方向感の出やすい局面。

3. 通貨・資産別の注目ポイント

ドル円(USD/JPY)

上方向要因: FRB要人のタカ発言/米金利上昇/株高継続
下方向要因: RBA・BOEのタカ姿勢/米データ弱め/当局けん制
想定レンジ: 153.8〜154.5円
ヘッドラインや発言でスパイクが起こりやすいため、ブレイク後の押し・戻りを狙う戦略が安全です。

ユーロドル(EUR/USD)

欧州側の材料は乏しく、米指標次第。1.06〜1.08レンジでの往来を想定。米データが弱ければユーロの戻り余地あり。

ゴールド(XAUUSD)

FOMCのタカ派余韻で上値は重いものの、米データが弱ければ金利低下を背景に下支えされやすい構造。

株式(米中心)

決算発表がピーク。好決算が続けばリスクオン継続でドル高方向。失望決算が出れば金利低下とともにドル反落の可能性も。


4. 日別スケジュールと想定インパクト

  • 11/3(月):日本休場/月初/米ISM製造業 → サプライズ時の反応に注意。
  • 11/4(火):RBA金融政策・四半期報告 → タカ寄り文言ならAUD買い・ドル売り。
  • 11/5(水):米最高裁(関税)口頭弁論/ADP雇用統計/ISM非製造業 → 発言・指標の重複で乱高下リスク。
  • 11/6(木):BOE金融政策・会見 → 票割れや声明文トーンの変化に注目。
  • 11/7(金):カナダ雇用統計/米ミシガン指数【速報】 → 週末の手仕舞いで値動き拡大リスク。

5. 先週の要旨

  • FOMC: 利下げを実施しつつ「継続は保証しない」と慎重姿勢。ややタカ派寄りの印象。
  • 日銀: 金融政策を据え置き、ハト派姿勢が鮮明。円安進行の一因に。
  • 米企業決算: 概ね堅調。特にアマゾンの好決算がリスクオンムードを後押し。

6. トレード指針(初心者向け)

  • ニュース主導の相場:政府閉鎖の影響で指標が少ない分、要人発言・関税ニュースに敏感。
  • イベント直後は“待ち”が基本:初動はノイズが多く、数分後の“二段目”を狙うのが安全。
  • 月初の高流動性に注意:ポジションは小さめ、ストップ浅め、利確分割で柔軟対応。

今週の結論

今週は「中央銀行イベント+FRB要人発言+月初フロー」が交錯する週。ドル円は154円台で一服感があるものの、タカ派発言や強い米データが出れば上昇再開の可能性も。一方、RBA・BOEがタカ姿勢を示すとドル調整も。ニュース主導の相場で、スピードよりもリスク管理重視が重要な週となります。


💡 学びポイント:「月初フローの特徴」

月初は機関投資家のリバランスや新規資金流入が重なり、通常より流動性が高く、相場が一方向に走りやすい時期です。このため、テクニカル分析よりも「フロー(資金の流れ)」に注意することが重要です。初心者の方は、方向を早く当てようとするよりも、動きが落ち着いてから参加する方が安全です。

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