もっと騒げ爆益の歌 まだ消えない 夢の歌となえて 君がいつも歌う爆益の歌 まだ消えない 口ずさんでしまうよ

FXトレード注意点:10月第2週(10/6〜10/10)

1. 先週のおさらい

先週は米政府機関の一部閉鎖により、重要指標である雇用統計が未発表となり、データを材料としたトレードが困難な週となりました。その結果、市場は要人発言やニュースヘッドラインへの反応が中心となり、方向感に乏しい不安定な値動きが続きました。

ドル円は149円後半まで上昇し、150円の節目を目前にしています。高市早苗氏が自民党総裁選で勝利したことを受け、「積極財政・金融緩和継続」への期待が円安を後押ししました。米金利も下げ渋っており、円安バイアスが優勢な状況です。

また、ビットコインは終値ベースで高値を更新し、リスク選好の温度感を測るサテライト指標として注目されています。


2. 今週の流動性とテーマ

今週は月末・月初のフロー相場明け直後で、機関投資家のリバランスが一巡した後の新規フローが発生しやすいタイミングです。要人発言ウィークでもあり、FRB・日銀ともに多数の発言が予定されています。特に8日の植田総裁、9日のパウエル議長のコメントは市場の方向性を決定づける可能性があります。

また、米政府閉鎖の影響により、今週も主要経済指標の延期が見込まれています。データ主導ではなく、ニュース・金利・株式動向が相場の中心材料となりそうです。


3. ドル円(USD/JPY)— 150円攻防の焦点

いま市場の最大テーマは「150円の攻防」です。150円を突破すればオプションやストップを巻き込んでスパイク(急上昇)しやすくなりますが、このゾーンでは政府・日銀の牽制発言が出やすく、上抜け後の急反落にも注意が必要です。

シナリオ分岐

150円突破+定着:米長期金利が下がらず、パウエル議長がタカ寄り姿勢を続ければ円安継続。押し目待ち有効。

150円タッチ→失速:当局の牽制発言や株安・金利低下により反落。149.2〜149.5円の攻防を想定。

戦術:指値・逆指値を浅めに設定し、ニュース直後の成行ではなく「二段目の動き」を狙う。150円超え追随は短期限定が無難です。


4. ビットコイン(BTC)

終値ベースで高値を更新しており、上昇モメンタムが継続中です。米金利が落ち着き、リスク選好が維持される限り、高値更新トライが続く見通し。ただし、今週は米指標が少なく、要人発言で急反落するリスクもあるため、レバレッジは抑え、段階的な利確を意識しましょう。


5. 今週の主なイベント

  • 10/6(月):自民党総裁選明け(高市新総裁)。米指標は小粒。
  • 10/7(火):米政府閉鎖関連のニュースに警戒。
  • 10/8(水):RBNZ政策(NZ)/植田日銀総裁発言/FOMC議事録(9/16–17分)。
    • RBNZがタカ寄りならNZD買い。
    • 植田総裁の「基調物価・賃金・円安」への評価に要注目。
    • 議事録ではタカ・ハトどちらのトーンが強いかに市場が反応。
  • 10/9(木):ECB議事要旨/パウエルFRB議長発言。
    • パウエルがインフレ警戒を続ける姿勢ならドル買い優勢、150円台乗せ後押しに。
  • 10/10(金):カナダ雇用統計/米ミシガン大学先行き(速報)。
    • カナダドルは結果に素直な反応。
    • ミシガン指標がインフレ期待を押し上げると、**金利↑→ドル↑**の反応に。

6. 通貨・資産別メモ

  • USD/JPY:150円攻防。要人発言・ニュース主導の1週間。ストップ浅め・利確分割を徹底。
  • EUR/USD:米データ空白のため欧州要因(ECB議事要旨・HICP期待)が主導。1.06〜1.08の往来レンジ。
  • NZD/USD:RBNZ声明のトーン次第で上下。タカ派なら上昇、ハト派なら売られやすい。
  • CAD/USD:金曜の雇用統計までは軽めポジションが無難。
  • XAUUSD(ゴールド):米指標空白で押し目拾い優位。パウエルがタカ寄りなら短期反落に注意。
  • 株式(米中心):金利と要人発言に敏感。テック主導の上下動に注意。

今週の結論

ドル円は150円を目前に当局の牽制と投機的動きが交錯する緊張感の高い局面です。突破でも失速でもボラティリティが高まりやすいため、ニュース主導の短期対応が基本方針です。米政府閉鎖による指標空白を前提に、要人発言やヘッドライン監視を最優先に行動しましょう。


💡 学びポイント:「150円ラインが特別な理由」

為替市場では、キリの良い数字(例:100円、150円など)に注文やオプションが集中しやすく、心理的節目となります。特に150円は過去にも為替介入が行われた水準であり、政府・日銀の警戒が強いゾーンです。そのため、この価格帯では値動きが荒くなりやすい傾向があります。初心者の方も「なぜ150円で相場が反応するのか」を理解しておくことで、ニュースと値動きの関係がより明確に見えてきます。

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