(先週終値:USDJPY 159.7円 / XAUUSD 5020ドル)
1) いまの地合い
・ドル円は159円台後半で週を終え、かなり高値圏にあります。
・ただし今週は
FOMC・日銀・ECB・BOE・SNBが集中する**“超イベント週”**で、ここまでの円安トレンドがそのまま続くとは限りません。
・ゴールドは5020ドルまで調整。
中東情勢の緊張は続いているものの、先週までの急騰の反動も出ています。
現在の相場は
原油高・地政学リスク
と
各中銀の慎重姿勢
がぶつかる形で、非常に判断が難しい局面です。
2) 今週のテーマ
今週のテーマは大きく3つです。
① 中銀ウィーク
・18日(水)
FOMC
・19日(木)
日銀・ECB・BOE・SNB
主要中銀が一気に重なる週です。
政策変更そのものよりも
会見で何を示唆するか
が最大の焦点になります。
② 日米首脳会談
米国時間19日、ワシントンで開催予定。
テーマは
・中東情勢
・対米投資
・通商問題
など多岐にわたり、
ヘッドライン次第でドル円が急変する可能性
があります。
③ イラン情勢と原油
中東リスクが続く中で
原油価格が再び上方向へ走るか
が重要です。
原油高が進めば
インフレ再燃
→ 中銀が動きにくい
→ 相場が不安定化
という流れになりやすいです。
3) 通貨・資産別メモ
■ドル円(USDJPY)
・先週終値 159.7円
地合いは円安ですが、この水準では
介入警戒
が非常に強いです。
さらに今週は
FOMC → 日銀
が連続するため、上下どちらにも大きく振れやすい週です。
日銀が想定以上にタカ派なら
短期的な円買い戻し
が入りやすいです。
一方で
日銀が慎重姿勢
+
FOMCがドル高要因
なら
160円台トライ
の可能性もあります。
■ユーロドル(EURUSD)
ECB理事会が最大材料。
ただし今週は
FOMC後のドルの動き
が方向を決めやすいです。
■ゴールド(XAUUSD)
・先週終値 5020ドル
中東リスクは追い風ですが、
短期的には利益確定売りが入りやすい局面。
FOMC後に
米金利低下 → 上昇
米金利上昇 → もう一段調整
という動きになりやすいです。
■原油
今週も
最重要資産のひとつ
です。
イラン情勢がさらに緊迫すると
原油高
→ インフレ懸念
→ ドル円上昇
という連鎖が起きやすくなります。
4) 日別スケジュール
3月16日(月)
・加)CPI
・米指標は小粒
週前半は様子見だが
中銀ウィーク入りでポジション調整が出やすい
日。
3月17日(火)
・豪)RBA金融政策&総裁会見
・米)20年債入札
米指標は小粒。
豪ドル主導の動きが
クロス円に波及する可能性。
3月18日(水)
・米)生産者物価指数(PPI)
・加)BOC金融政策&会見
・米)FOMC(SEPあり)&パウエル議長会見
今週前半の最大イベント。
3月19日(木)
・日米首脳会談(米国時間19日)
・豪)雇用統計
・日)日銀金融政策&植田総裁会見
・英)雇用統計
・ス)SNB金融政策&会見
・英)BOE金融政策&会見
・欧)ECB金融政策&会見
・米)新規失業保険申請件数
・米)TIPS入札
今週最大の“全部乗せ”の日
3月20日(金)
・日本休場
日米首脳会談の余韻が残る可能性。
米指標なし。
祝日で
流動性低下 → 値が飛びやすい
点に注意。
5) 先週の要旨(要点のみ)
・ドル円は円安トレンドを維持し、159円台後半で終了。
・ゴールドは高値圏から調整。
・市場は中東リスクを意識しつつ、中銀イベント待ちへ移行。
先週までの流れを見ると円安優勢ですが、
今週は材料が多すぎるため、流れが反転してもおかしくない状態
です。
6) トレード指針(初心者向け)
今週は
「当てにいく週」ではなく
「生き残る週」
です。
特に木曜はイベントが多すぎるため
全部触らない方が安全
です。
意識したいポイント
① FOMCと日銀の直前はポジションを軽くする
② 初動を追わず、会見まで確認する
③ 160円近辺では介入警戒を忘れない
④ 金曜は日本休場 → 流動性低下に注意
基本ルール
・ロットは通常の 半分以下
・逆指値は必須
勝負するなら
18日夜(FOMC)
または
19日昼〜夜(日銀・欧州中銀)
どちらかに絞るくらいで十分です。
今週は本当にイベントが多く
一方向に決めつけると振られやすい週
です。
まずは
大きく負けないこと
を優先したいところです。

